代表者ごあいさつ

電線メーカ、通信機器メーカにおいて、光通信・無線通信機器の設計・開発に従事。
高速通信初期の時代で、アナログ信号を伝送品質よく送受信させる送受信回路や装置などの開発に明け暮れていました。

測定装置として、オシロスコープだけでなく、スペクトルアナライザー、ネッワークアナライザなどを使用して、フィルタ設計、周波数解析、インピーダンスマッチング、ジッタ・ノイズ解析等々の測定解析を行い、自分の設計した回路や装置の性能・信頼性についても評価したものでした。

この経験により、光・電気信号という目に見えない動きがどのような波形品質として、信号伝送されていくかなどのイメージが脳内に刷り込まれました。
これにより、何か受信品質が悪い、データエラーが多発などのトラブル対応に対する原因解明の予測・検証などに大いに役に立ったものでした。

ベンチャー企業において、計測システム・計測ソフトの開発に従事。
音・振動解析による検査システム、周波数解析技術のソフト開発などに従事。
また、日本、世界各地の客先での製品検査システムにおける計測解析業務に従事。

特に、デジタルフィルタ設計ソフト、ウェーブレット解析ソフト製品においては、業界随一の設計開発実績です。通信処理のハード設計開発の知識を、コンピュータ時代のソフト開発にいかした蓄積した経験により可能となったソフト設計の一例です。
下記ＵＲＬに、開発実績のソフトを用いた研究成果の論文（心臓Vol35 2003）が掲載されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinzo1969/35/Supplement1/35_28/_pdf

35歳を超えたソフト設計技術者の限界説が言われた時代に、35歳を過ぎて、ソフト開発・設計者になり、単なるマンマシンインタフェースの整合性だけを追うだけのソフト屋ではなく、計測技術・機器の設計を経験した元ハード屋だからこそできる、製品の検証能力（出力結果の妥当性を検証できる）があったからこそ実現できた仕事であったと今でも実感しております。

都内の2つの特許事務所にて、特許出願、中間処理、外国出願、商標登録出願などの知的財産に関わる権利化業務に従事。

特許の世界においても、過去のハード・ソフトの両面における蓄積された技術知識・経験と論理的思考による業務能力を大いに活かすことができるものであると実感しています。

特許事務所・知財業界では、今、多くの人数（平成26年度までに１万数千人程度）の弁理士が輩出されております。各人のバックボーンの技術も多岐に渡り、また、社会人経験も様ようであります。
特に、中小・ベンチャー企業様を依頼主とする弁理士には、実務的な経験や知識に加えて、同じような経営・経済感覚でなければ、汗水流して稼いだお金を知財に投資するのに託すべき人物として、ふさわしいとは言えないのではないでしょうか。

弊所を千葉県流山市に開設。

もう少し早く開業できれば良かったのですが、計画していたより弁理士試験の合格までに歳月を費やしてしまい、地域の皆様にはお待たせいたしました。

日本弁理士会 関東支部千葉委員会委員として選任

流山商工会議所主催「事業を継続するための戦略セミナー」のセミナー講師を担当

東葛テクノプラザ（千葉県柏市柏の葉5-4-6）主催の「特許無料相談会」の相談員

東京ブランチ（臨時オフィス）を東京都中央区日本橋に開設
（都内の起業準備、中小・ベンチャー企業の方々への対応強化のため）

流山商工会議所主催 第2回「事業を継続するための戦略セミナー」のセミナー講師を担当
http://www.nagareyama.or.jp/archives/4554

日本弁理士会主催、千葉県産業振興センター、東葛テクノ会共催「知的財産セミナー２０１５」のセミナー講師を担当（テーマ：知的財産権の活用）

流山商工会議所主催 第3回「事業を継続するための戦略セミナー」のセミナー講師を担当